はじめに
世の中にはさまざまな接客業が存在します。営業や飲食店のスタッフ、ホストやホステスなど、優れた営業成績を上げる人々に共通しているのは、会話力と優れたコミュニケーション能力だと考えています。同様に、セラピストや鍼灸マッサージ師も接客業の一環と言えるでしょう。ただし、彼らとの大きな違いは、お客様と体に触れながら会話し、コミュニケーションをとる必要があるという点です。これは非常に難しいスキルですが、徹底的なマンツーマンマッサージトレーニングを行って指導していきます。
trainingトレーニング内容
技術の向上・スキルアップ
もみほぐし方、マッサージの仕方は100人中、100人満足するやり方はないと思います。人それぞれ好みがあるからです。
10年の勤務経験から会得した、リラクゼーションも鍼灸治療室でも通用した揉み方、リズムをトレーニングします。
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01.現在の自分のマッサージ能力を把握する。
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02.現在のマッサージを再現し、本人に把握してもらいます。
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圧は体に対し垂直に入っているか
人の体は湾曲しています、丸みに対して垂直に押すトレーニングをしていきます。
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的確な部位を押しているか
いくら強く押してもツボに入っていなければお客様はなにも感じません。
ツボをねらうトレーニングをしていきます。 -
親指を3箇所使い分けているか
親指の指先、指の腹、第一関節、それぞれにあった部位を使い分けて押すトレーニングをしていきます。
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体全体を使って押しているか
下半身の使い方次第で力の弱い方、体格の小さな方でも強く押すことができます。全身をうまく使って押すトレーニングをしていきます。
コミュニケーション能力の向上
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マッサージにおいては、お客様との会話やコミュニケーションが触れ合いの重要な要素となります。その際には、会話が途切れないよう心がけることが求められます。
指名率の高いスタッフには共通した特徴があります。まず、しゃべりすぎず、お客様の要望や関心に対応する姿勢が大切です。自分の話はお客様がそれを望むまで控え、お客様の趣味や嗜好に関心を寄せ、研究することで、より良いサービスが提供できます。常に気遣いを忘れず、特に女性のお客様に対しては、細やかな心遣いが大きな影響を与えます。 -
逆に、指名率の低いスタッフはこれらのポイントに欠ける傾向があります。特に女性のお客様においては、相手を理解し尊重する態度が求められます。女性客の少ない場合は、不適切なもみかたが原因となっている可能性があり、こうした点も検証する必要があります。
また、言ってはいけないことや言わなければいけないこと、お客様にしてはいけない行動などを正確に把握することも重要です。これにより、お客様との信頼関係が築かれ、サービスの質が向上します。
さらに、会話やコミュニケーションをとりつつ、難しい質問にもスムーズに対応できるようなトレーニングが必要です。特に体の症状に関する難しい質問に対して、腕の動きが急に早まることがある場合は注意が必要です。(当店では心電図揉みと呼んでいます。)トレーニングを通じて、スタッフが冷静かつ専門的に対応できるよう努めることで、顧客満足度の向上が期待できます。
シナリオ作成能力の向上
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技術や会話術が優れていても、施術時間内の流れが整っていないと、お客様は満足感を得にくくなります。
当店では、お客様や患者様の状態に適したシナリオを構築し、施術のクライマックスを適切なタイミングに持っていくためのトレーニングを実施しています。施術が終わった後、お客様が「来てよかった」と感じるためには、シナリオの展開が重要です。
すすきのの深夜まで営業しているリラクゼーションのお客様や鍼灸治療室のお客様、全員ではありませんがほとんどのお客様に通用したマッサージ技術です。
現在、スキルアップに悩んでいるセラピストの方、治療師の方に少しでも力になれたらと思っております。
aboutはぴねすコミュニケーション
マッサージ教室
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